25分

 東京に秋葉原という場所がある。そんなことはいまさら言うまでもないことだ、確かに昔からその場所に存在し、さまざまな人間の欲と希望をかなえてきた日本が誇る「オタクと電気の街」(それだけではないが、主にそれ)だ。しかし僕の家から秋葉原に行くには新幹線を使っても片道3時間ほどかかる地元の電気街大須に行くにも40分程度かかる。ところが来月から入る会社の寮からは秋葉原までたった25分、電車で一本。近い、近すぎる。
・・・これからの生活が怖いほどに近いよ。